【11・12月の食育授業】3エリア3校176人へ実施
~本年度は全国5エリア8校で実施、607人の児童が参加~
株式会社日本アクセス(所在地:東京都品川区、代表取締役社長 社長執行役員CEO:服部 真也、以下「当社」)は、食に携わる企業として地域貢献や次世代育成を目的に、小学校での授業や料理教室を通じて食育活動を推進しています。2024年11月~12月には、中部・近畿・中四国の3エリア3校176人へ食育授業を実施しました。
本年度は、関東・中部・近畿・中四国・九州の全国5エリア8校で食育授業を実施し、607人の児童に参加いただきました。
『AK研』会員メーカー様と共に授業を実施
家庭科の2時間枠を使い、『アクセス乾物乾麺市場開発研究会』※¹(以下『AK研』)会員メーカー様を講師に迎え、授業を行いました。
※¹ アクセス乾物乾麺市場開発研究会(AK研)
当社のマーチャンダイジング・ロジスティクス・マーケティング機能や全国各地のメーカー・生産者様、お得意先様とのつながりを活用し、日本の乾物乾麺市場発展に寄与しています。現在、乾物乾麺メーカー160社が加盟。
■高槻市立川西小学校での食育授業[11月21日実施]
11月21日(金)、大阪府高槻市の川西小学校で小学5年生の1クラス計41人に食育授業を実施しました。
◆高野豆腐の原料や製法から歴史まで幅広く学び、高野豆腐の調理体験を実施
1時間目は、高野豆腐、即席みそ汁およびスープ類、介護食(カットグルメ)等の製造販売をする旭松食品株式会社様を講師に迎え、「高野豆腐」をテーマに前半は高野豆腐の原料である大豆や高野豆腐の製法など基本知識から歴史や栄養価について学び、後半は同社の「新あさひ豆腐」を使用して「高野豆腐の含め煮」の調理実習も行いました。
◆ひじきの製造方法を学び、ひじきふりかけを手づくり体験
2時間目は、海藻加工食品の製造販売でひじき加工品国内トップシェアを誇る株式会社山忠様を講師に迎え、「ひじき」をテーマに前半は「海藻」の種類や「ひじき」ができるまでの製造方法を学び、後半は手作りの「ひじきふりかけ」づくりを体験しました。
■広島市立瀬野小学校での食育授業[12月6日実施]
◆有明海産佐賀海苔の特徴を学んで、焼きのり体験を実施
1時間目は、海苔の製造販売をする佐賀海苔株式会社様を講師に迎え、「海苔」をテーマに前半は海苔の歴史や養殖方法、製造方法、品質や等級などについて学び、後半は「焼き海苔」体験を実施しました。
◆江戸時代からの伝統技法「手延べ製法」を学んで、手延べうどんづくりを体験
2時間目は、手延べ製法による手延べうどん、冷麦、素麺、きしめんとした麺類一式を製造・販売するかも川手延素麺株式会社様を講師に迎え、「手延べうどん」をテーマに前半は江戸時代より受け継がれる伝統の技法「手延べ製法」について学び、後半は実際に麺の「手延べうどんづくり」を体験しました。
■名古屋市立東桜小学校での食育授業[12月11日実施]
12月11日(水)、愛知県名古屋市の東桜小学校で小学4年生の2クラス計68人に食育授業を実施しました
◆ごまの歴史や製品になるまでの工程、栄養価を学んで、「ごますり」を体験
1時間目は、ごまやきな粉などの食品を製造・販売する株式会社真誠様を講師に迎え、「ごま」をテーマに前半は「ごま」の種類や生産地、栄養価などについて学び、後半は実際に「ごますり」体験をし、すりたてのごまの香ばしく広がる香りを体感しました。
◆「乾麺」の種類と作り方を学んで、食べ比べを体験
2時間目は、うどん・そうめん・そば・中華麺・ひやむぎ等の乾麺全般および揖保乃糸を製造・販売する田靡(たなびき)製麺株式会社様を講師に迎え、「乾麺」をテーマに前半は「乾麺」の有用性をサステナビリティの観点を含めて学び、後半は美味しいうどん(乾麺)の茹で方を実際に茹でて体験し、冷凍麺との食べ比べをしながら食感の違いなどを体験しました。
日本アクセスの食育活動
当社は食品総合卸企業として、地域貢献や次世代育成を目的に小学校での授業や料理教室を通じて食育活動を推進しています。
2014 年より流通の過程から食を学ぶ小学生への社会科見学を行ってきました。また、食文化を身近に感じてほしいことから、 2014 年より料理教室、2018 年から乾物を使った食育授業を開始。小学校5~6年生の家庭科授業内で、日本の伝統食材である乾物を使った 食育授業を実施しています。
食育授業においてはAK研と連携し、AK研の会員メーカー様にご協力いただき、授業で使用する乾物の食材提供や授業の講師としてご登壇いただくなど、業界一体となって取り組んでいます。
2021 年までは東京都内の小学校を対象に開催していましたが、2022年は大阪府高槻市と吹田市の小学校と合わせて3 校で実施。さらに、2023 年度は当社の設立 30 周年を記念して、はじめて全国5カ所で実施しました。 2024年度は規模をさらに拡大し、全国5エリア8校で実施いたしました。
■持続可能な社会を目指したサステナビリティ活動
当社は、食に携わる企業として、「心に届く、美味しさを “まもる・つなぐ・つくる” ことを通じて、働きがいを高め、個々の力を結集することで、人と食の未来への架け橋となる」ことを企業理念に掲げ、本業を通じた、食品ロス削減への取り組みやCO2排出削減への取り組み、社会貢献などのサステナビリティ活動を推進しています。
小学生を対象とした食育授業も、当社の強みでもある「乾物」をテーマに毎年継続して行っている社会貢献活動の一つです。食育授業を通じて、次代を担う子どもたちに「食」の大切さと日本の伝統食材である「乾物」を知ってもらうこと、将来に向けてエシカル消費の担い手になってもらいたいとの思いから授業を行っています。これからも当社は、持続可能な社会を目指してサステナビリティ活動を推進してまいります。
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▼当社食育授業に関連するサイト
・当社コーポレートサイト:「コラボレーション」ページ内
品川区立大井第一小学校×日本アクセス「乾物の食育を通じて子どもたちに伝えたいこと」