10月の食育授業3エリア4校341人へ実施
~『AK研』会員メーカーと食の伝統を発信~
株式会社日本アクセス(所在地:東京都品川区、代表取締役社長 社長執行役員CEO:服部 真也、以下「当社」)は、食に携わる企業として地域貢献や次世代育成を目的に、小学校での授業や料理教室を通じて食育活動を推進しています。2024年10月は、関東・近畿・九州の3エリア4校341人へ食育授業を実施しました。
『AK研』会員メーカー様と共に授業を実施
家庭科の2時間枠を使い、当社社員が講師となって『乾物』についての授業を、また、『アクセス乾物乾麺市場開発研究会』※¹(以下『AK研』)会員メーカー様を講師に迎え、授業を行いました。
※¹ アクセス乾物乾麺市場開発研究会(AK研)
当社のマーチャンダイジング・ロジスティクス・マーケティング機能や全国各地のメーカー・生産者様、お得意先様とのつながりを活用し、日本の乾物乾麺市場発展に寄与しています。現在、乾物乾麺メーカー160社が加盟。
■福岡市立弥永小学校での食育授業[10月1日実施]
1日(火)、福岡県福岡市の弥永小学校で小学5年生の2クラス計38人に食育授業を実施しました。
◆「乾物」に触れ、「お麩」を使ったラスク作りに挑戦
1時間目は、「日本の伝統食材『かんぶつ』はスゴイ!」をテーマに当社社員が講師となり、授業を実施。前半は、高野豆腐やひじき、煮干し、昆布、切り干し大根、干しエビなどの乾物に実際に触れたり匂いを嗅いでもらいながら、うまみや栄養、保存性、汎用性といった乾物の良さを紹介し、後半は“お麩”を使ったラスク作りに挑戦しました。
2時間目は、AK研会員メーカーで漬物の素や米こうじ関連製品を展開する株式会社コーセーフーズ様を講師に迎え、「発酵って何?」をテーマに前半は発酵の力や効能、種類など発酵食品について学び、後半は漬物について学んだ後に同社の「手作りぬかどこキット」を使ってぬかどこ作りに挑戦しました。
■福岡市立西長住小学校での食育授業[10月9日実施]
◆「乾物」に触れ、「お麩」を使ったラスク作りに挑戦
1時間目は、「日本の伝統食材『かんぶつ』はスゴイ!」をテーマに当社社員が講師となり、授業を実施。前半は、高野豆腐やひじき、煮干し、昆布、切り干し大根、干しエビなどの乾物に実際に触れたり匂いを嗅いでもらいながら、うまみや栄養、保存性、汎用性といった乾物の良さを紹介し、後半は“お麩”を使ったラスク作りに挑戦しました。
◆ビーフン先生と学んで、ビーフンの押し出し体験を実施
2時間目は、AK研会員メーカーで国内ビーフン市場の約50%シェアで日本一のケンミン食品株式会社様を講師に迎え、「ビーフン」をテーマに前半はビーフンの原材料や製造工程、アレンジメニューなどを学び、後半はビーフンづくりの工程作業のうち、実際にビーフンの押し出し体験をしました。
■吹田市立藤白台小学校での食育授業[10月11日実施]
11日(金)、大阪府吹田市の藤白台小学校で小学5年生の3クラス計128人に食育授業を実施しました。
◆大豆を原料にした大豆製品を学び、高野豆腐の調理体験を実施
1時間目は、AK研会員メーカーで大豆加工食品の製造と販売をする株式会社みすずコーポレーション様を講師に迎え、「高野豆腐」をテーマに前半は高野豆腐の原料である大豆について、高野豆腐の製造工程や栄養価について学び、後半は実際に高野豆腐を煮る調理実習も行いました。
◆小麦の製造方法を学び、グルテンを取り出す体験を実施
2時間目は、AK研会員メーカーで小麦製粉、製麺事業を中心に展開する柄木田製粉株式会社様を講師に迎え、「小麦」をテーマに前半は「小麦粉」ができるまでの製造方法を学び、後半は小麦粉と水を混ぜてグルテンを取り出す体験をしました。
■品川区立大井第一小学校での食育授業[10月28・29日実施]
28日(月)と29日(火)の2日間、東京都品川区の大井第一小学校で小学6年生の4クラス計125人に食育授業を実施しました。
◆原木と生椎茸に触れ、だし汁の飲み比べを体験
1時間目は、AK研会員メーカーで乾燥椎茸の選別加工を事業展開する株式会社三幸様を講師に迎え、「椎茸」をテーマに前半は乾燥椎茸の「旨味成分」について学び、後半は「椎茸だし」と「昆布だし」の飲み比べや両方を合わせたときの旨味の相乗効果を体験しました。
◆地域ごとの「味噌」の種類と作り方を学んで、食べ比べを体験
2時間目は、AK研会員メーカーで味噌、糀、大豆製品などの発酵美食を製造・販売する老舗メーカーの一つマルコメ株式会社様を講師に迎え、「味噌」をテーマに前半は地域ごとの種類や作り方を学び、後半は味噌の味や色、香りの違いなどについて、実際に食べ比べをしながら学びました。
日本アクセスの食育活動
当社は食品総合卸企業として、地域貢献や次世代育成を目的に小学校での授業や料理教室を通じて食育活動を推進しています。
2014 年より流通の過程から食を学ぶ小学生への社会科見学を行ってきました。また、食文化を身近に感じてほしいことから、 2014 年より料理教室、2018 年から乾物を使った食育授業を開始。小学校5~6年生の家庭科授業内で、日本の伝統食材である乾物を使った 食育授業を実施しています。
食育授業においてはAK研と連携し、AK研の会員メーカー様にご協力いただき、授業で使用する乾物の食材提供や授業の講師としてご登壇いただくなど、業界一体となって取り組んでいます。
2021 年までは東京都内の小学校を対象に開催していましたが、2022年は大阪府高槻市と吹田市の小学校と合わせて3 校で実施。さらに、2023 年度は当社の設立 30 周年を記念して、はじめて全国5カ所で実施しました。 2024年度は規模をさらに拡大し、全国5エリア8校での実施を予定しています。
■持続可能な社会を目指したサステナビリティ活動
当社は、食に携わる企業として、「心に届く、美味しさを “まもる・つなぐ・つくる” ことを通じて、働きがいを高め、個々の力を結集することで、人と食の未来への架け橋となる」ことを企業理念に掲げ、本業を通じた、食品ロス削減への取り組みやCO2排出削減への取り組み、社会貢献などのサステナビリティ活動を推進しています。
小学生を対象とした食育授業も、当社の強みでもある「乾物」をテーマに毎年継続して行っている社会貢献活動の一つです。食育授業を通じて、次代を担う子どもたちに「食」の大切さと日本の伝統食材である「乾物」を知ってもらうこと、将来に向けてエシカル消費の担い手になってもらいたいとの思いから授業を行っています。これからも当社は、持続可能な社会を目指してサステナビリティ活動を推進してまいります。
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▼当社食育授業に関連するサイト
・当社コーポレートサイト:「コラボレーション」ページ内
品川区立大井第一小学校×日本アクセス「乾物の食育を通じて子どもたちに伝えたいこと」