食育授業を大阪からスタート 24年度は全国5エリア8校で実施予定
9月2日(月)には大阪府高槻市の南平台小学校で、小学5年生の3クラス計約90人に乾物を使った食育授業を実施しました。同校を皮切りに、今年度は関東・中部・近畿・中四国・九州の全国5エリア8校での食育授業の実施を予定しています。
AK研会員メーカー様による『ひじき』と『昆布』の授業を実施
『アクセス乾物乾麺市場開発研究会』※¹(以下『AK研』)会員メーカー様2社を講師に迎え、家庭科の2時間枠で『ひじき』と『昆布』についてそれぞれ授業を実施しました。
1時間目は『ひじきってどんなもの?』をテーマに、ひじきの産地 三重県伊勢市で製造加工をおこなう北村物産株式会社様による授業を実施。2時間目は『昆布の旨味成分』について、昆布・わかめ・海藻加工品の製造および販売を行う株式会社東昆様による授業を実施しました。
どちらもクイズや飲み比べ・食べ比べを取り入れた内容で、乾物の魅力を楽しく学んでもらいました。
※¹ アクセス乾物乾麺市場開発研究会(AK研)
当社のマーチャンダイジング・ロジスティクス・マーケティング機能や全国各地のメーカー・生産者様、お得意先様とのつながりを活用し、日本の乾物乾麺市場発展に寄与しています。現在、乾物乾麺メーカー160社が加盟。
▼1時間目:『ひじき』の授業(北村物産株式会社様)
▼2時間目:『昆布』の授業(株式会社東昆様)
■日本アクセスの食育活動
当社は食品総合卸企業として、地域貢献や次世代育成を目的に小学校での授業や料理教室を通じて食育活動を推進しています。
2014 年より流通の過程から食を学ぶ小学生への社会科見学を行ってきました。また、食文化を身近に感じてほしいことから、 2014 年より料理教室、2018 年から乾物を使った食育授業を開始。小学校5~6年生の家庭科授業内で、日本の伝統食材である乾物を使った 食育授業を実施しています。
食育授業においてはAK研と連携し、AK研の会員メーカー様にご協力いただき、授業で使用する乾物の食材提供や授業の講師としてご登壇いただくなど、業界一体となって取り組んでいます。
2021 年までは東京都内の小学校を対象に開催していましたが、2022年度は大阪府高槻市と吹田市の小学校と合わせて3 校で実施。さらに、2023 年度は当社の設立 30 周年を記念して、はじめて全国5カ所で実施しました。 2024年度は規模をさらに拡大し、全国5エリア8校での実施を予定しています。
■持続可能な社会を目指したサステナビリティ活動
当社は、食に携わる企業として、「心に届く、美味しさを “まもる・つなぐ・つくる” ことを通じて、働きがいを高め、個々の力を結集することで、人と食の未来への架け橋となる」ことを企業理念に掲げ、本業を通じた、食品ロス削減への取り組みやCO2排出削減への取り組み、社会貢献などのサステナビリティ活動を推進しています。
小学生を対象とした食育授業も、当社の強みでもある「乾物」をテーマに毎年継続して行っている社会貢献活動の一つです。食育授業を通じて、次代を担う子どもたちに「食」の大切さと日本の伝統食材である「乾物」を知ってもらうこと、将来に向けてエシカル消費の担い手になってもらいたいとの思いから授業を行っています。これからも当社は、持続可能な社会を目指してサステナビリティ活動を推進してまいります。