株式会社日本アクセス（所在地：東京都品川区、代表取締役社長 社長執行役員CEO：服部 真也、以下「当社」）は、フローズン業界が抱えるドライバー不足や高齢化、長時間待機問題といった課題を解決し、大幅な効率化を図るべく「フローズンマザー物流センター」の取り組みを推進しています。このたび、中部エリアに『中部フローズンマザー物流センター』を新設し2025年9月より稼働を開始いたしましたのでお知らせいたします。

 

物流業界では「2024年問題」に代表される労働環境の変化や人手不足の深刻化を背景に、効率的かつ持続可能な物流体制の構築が求められています。特にフローズン業界では、手荷役による長時間作業が一般化しており、長時間納品に起因した納品車両の長時間待機が課題となっています。

こうした状況の中、荷役作業の省力化と輸送の効率化を実現する『パレチゼーション』は、業界全体にとって重要な取り組みです。当社ではこの『パレチゼーション』をキーワードにそれらの課題解決に向けて、フローズンマザー物流センターを開設。当社の物流機能を川上物流の領域まで拡大し、将来に渡り永続・安定的に商品調達が可能な物流機能の構築に取り組んでいます。

フローズンマザー物流センターは2020年に関東エリアでのプレ稼働を皮切りに、中四国・近畿エリアへと展開。そしてこのたび、中部エリアに第4の拠点として『中部フローズンマザー物流センター』を新設し、本物流センターで一括仕入れし、エリア内の各支店・物流センターへ転送する物流インフラの構築を推進しています。

フローズンマザー物流センターではエリア内の仕入機能を集約し、生産・販売計画を共有。車両単位・パレット単位での発注を行い一貫したパレチゼーションを促すことで、従来は平均2時間かかっていた作業が30分程度に短縮され、作業生産性は3倍以上向上する効果が確認されています。納品業務の効率化とそれに伴うCO２削減を実現しています。（※関東フローズンマザー物流センター実績）

今後も本取り組みを推進し、これらをプラットフォームとしたフローズン業界全体での一貫したパレチゼーションの実現を目指してまいります。

 

センター名：中部フローズンマザー物流センター
稼働日　　：2025年9月24日発注分、9月26日納品分から
所在地　　：〒485-0084 愛知県小牧市大字入鹿出新田字新道865番地
　　　　　　横浜冷凍株式会社　小牧物流センター内
対象拠点　：中部エリア内汎用センター9拠点へ納品